シガーソケットの取り付け

 12V車用のシガーソケットをSL230に取り付けました。これがあると車用に沢山出ているシガーソケット用のグッズをバイクでも使うことができるようになります。長距離ツーリングなどに出る方は「あったらいいな」と思うモノだと思います。
 俺も、今後長距離走ることがあるかもしれないということと、単純に面白そうだという理由から取り付けてみることにしました。つけるだけなら意外と簡単なのでオススメです。

 ただ取り付けるのは本当に簡単です。ソケット本体をカー用品店やホームセンターで購入し、二本の線をバッテリーのプラス・マイナスに取り付ければ使えるはずです。でもそれではエンジンを切った状態でも電気を消耗してしまい、いつのまにかバッテリーが上がっていた・・・なんてこともあるかもしれないし、せめてヒューズくらい入れないと危ないです。


準備
 今回用意したもの 
シガーソケット本体 オートバックスで購入。ON/OFFスイッチ付。
配線コード エーモン製0.75sqのもの。電源やアースとの接続に使う。
ヒューズ電源 サブヒューズから電源を取り出すため。実家から拾ってきた。
ケース ソケット本体を収納するもの。100円均一で売ってるようなもの。
シリコンゴム ハンズで購入。ソケットを使用しないときのフタ代わり。

作業

 まずはソケットを収納するケースをSLに取り付けました。このケースは90円均一で売っていた3個セットのプラスチックケースです・・・。本当ならもっと丈夫なモノが良いのだろうけど思い当たるモノがなかったのでとりあえずコレを使ってやってみます。ドリルで穴を開けて一番最初の画像のようにソケットをしまえるようになっています。

 コレをどこに取り付けるかでかなり迷いました。最初は車載工具入れにでも納めようと思いましたが、「じゃぁ車載工具はどうすんだ?」という問題と、シートを外さないと使えないことから止めました。なるべく目立たないところにと思い、シートカウルの裏側、丁度書類入れになっているところの裏に取り付けることにしました。リアタイヤの真上なのでサスが縮んだ時にぶつからないかが心配ですが、多分大丈夫。

 右の画像ではわかりづらいですが、書類入れの受け側に四箇所穴を開けて、ボルトとナットを使ってケースを固定しました。


 電源は今回、サブヒューズから取り出してみることにしました。「サブヒューズの場所」で以前紹介しました。ここはメインスイッチ以降の電源だということがわかったのでキーをONにしない限り電気は流れません。停車時に無駄にバッテリーを消費しないで済むので安心だと思います。ソケット自体にON/OFFスイッチはあるのですがあまり信用していないし、切り忘れることもあるでしょうしね。

 画像にある青いコードが「ヒューズ電源」です。サブヒューズはヒューズを保護するゴムキャップがついているのですが、今回ヒューズ電源に入れ替えてしまったのでキャップが使えません。それがちょっと気にはなります。


 次にアースをどこから取るかですが、ソケットの説明書には車体にアースしないでくださいとありました。じゃぁ既存のアース線に割り込ませようということで、思い当たるアース線といえばテール・ストップランプのアース線しかありませんでしたから、ここに繋ぎます。テールカウルを外すとリアフェンダーの中にCDIやハーネスが入っています。これらをどこかに移動できればスペースが増えるのに・・・。なんて考えは駄目です。オフ車に収納を、快適さを求めるのはナンセンスです(?)。



 透明なビニールのカバーで保護されている配線の中からテール・ストップと繋がっている線を見つけます。テール・ストップランプからは普通3本の線が出ています。常時点灯するための線と、ブレーキ操作したときに点灯する線、それとアースです。ちなみに、右上にある画像の下をとおっている黒/青の線は日記で紹介したホタルランプの配線です。

 ソケットのアース線からは場所的に届かないので、配線コードで延長し、テールのアース線に割り込ませました。本当ならちゃんと二極にでも分けて処理するべきですが、持ってないのでテールからのギボシ端子に無理やり押し込みました。あまり良くないですから真似しないように。


 ↑ヒューズ電源とも接続し、試しにメインスイッチを入れてみたところソケットにある通電確認のランプが点灯したので問題ないはず。あとはシートカウルをかぶせてソケットをケースにしまいます。あまった線はメインハーネスにタイラップで固定しました。

 右の画像ではソケットから携帯電話の充電器を繋げたところです。その横にごちゃごちゃしているのがソケットからの配線です。かなり適当な処理なので汚い・・・。


 もう少し離れたところから撮影するとこんな感じです。ずいぶん変な仕様ですが、外から見えないだろうし、暫定的なものなのでいいんです!ちゃんと携帯は充電されましたよ。

 エンジンをかけてみると、この場所はさほど大きな振動はありませんでした。シートカウルはやわらかいし、ケースもピッタリ取り付けてあるのでよっぽどひどい道でも走らない限り割れたりしないと思います。林道なんかだとどうでしょうね・・・。しばらく走ってみないとわかりません。

 タイヤからの泥などは、ケースにフタがついているので大丈夫かな・・・。一応整備性をよくするためにフタがあるほうを下にしてあるのです。ソケットにあるスイッチのON/OFFが操作できたほうがいいですから。ソケットからの配線はギボシで接続しているので取り外しは簡単です(アース側は無理やり割り込んでるけど)。
 このフタも意外としっかりついているので外れる心配はあまりしていません。気になったらビニルテープでとめてしまいます。

取り付け後の感想
 今のところソケットの使い道は遠出した時の携帯電話の充電と、暗い夜道で迷った時のマップライトくらいしか考えてないんで、実際「つけて良かった」と感じる場面は俺には来ないかもしれません。でも単純に「面白そうだから」付けたのでいいんです。
いつかAC/DCインバータでも買ったらパソコンでも持って出かけてみようかな・・・。

 あとシガーソケットは、ON/OFFスイッチ付のモノじゃなくても良かったように思います。スイッチ付のせいでソケット自体が大きいので納めるのに悩みましたからね。通電確認のランプがついているのは気分的に悪くないんですけどね。

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